issue-208

3日で約30時間という中々膨大な時間をスタジオで過ごしている。

 

ここ最近天気が悪くて鬱陶しい。そんな時はマーシャルから爆音でNirvanaの曲を弾くに限る。雨の日のNirvanaといえば"Heart-shaped Box"だ。

 

 

妊婦歴今日で7ヶ月のリコは体調が良くなりつつあるので、明日から鳥取に帰れることになった。ドクターからの明白なOKは出ていなかったが、歯医者の予約を取ってしまったからもう帰らざるを得ない。という強行的手段を使って帰ることにした。大体1ヶ月半ぶりの帰省になる。リコは年末年始を鳥取で過ごせず半端ない絶望感を抱えていたので、帰れることになって良かった。少しはリフレッシュ出来ると良いな。

 

 

最近ブログ更新のない秀輔さんは膝の爆弾がまたカチカチ言い始めたらしい。アオピといい、秀輔さんといい、おれの親しい人はどうやら膝に爆弾を抱えている人が多い。アオピが膝を壊した一つの要因は松田塾だとおれは勝手に思っている。

 

おれとアオピと松田(兄さん)は中1から夜の8時ごろまで勉強させられる、通称プリズンスクールと呼ばれる私立学校に通っていた。学校が終わってからというと各自晩ご飯を家に食べに帰り、その後近くの小学校や公園で松田ボクシング塾を開催していた。そのメニューの一つにうさぎ跳び100m走があった。それは最も過酷なトレーニングの一つだった。

 

あのメニューをしていなかったら、アオピは膝を壊すことは無かったと思う。

 

 

松田とアオピはかなりの変人で校内では知れ渡っていた。廊下で松田とアオピがすれ違うと"マツダァァァァ"と叫ぶアオピ。その後"来いやぁぁぁああおやまぁぁぁあ"と雄叫びを松田が上げ、アオピが思いっきり、フロアの全廊下中に響くような強烈な蹴りを松田のケツに浴びせる。それを見た後輩や上の学年の人間は震えながら廊下を足速に去っていくという光景を6年間で幾度となく見た。

 

アオピと松田のある種の伝説は沢山あるが書き出したらキリがないのでここら辺で辞めておこうと思う。