issue-54

マークXが潰れたかと思われた。原因はオイル交換をした時にオイルキャップを工務員の人が付け忘れそこからオイルが漏れていた可能性が高い。でも、結婚式場に機材を届けにいかなければいかなかったので何とか動かしキャップを付けてもらい、しっかりせーよと工務員に心の中で言って高速を飛ばした。

 

 

相変わらず社長はダメダメで搬入経路等をしっかり示していない為に無駄に30分くらい彷徨い時間を無駄にした。

 

 

一番驚いたのは今日が本番じゃないと言うことだ。社長に電話でオイルが漏れていて行けないと言ったらどうにかしてくれ、頼む。と言われ今日が本番なんだと言われた。蓋を開けてみると今日は全く本番じゃなくてお客さんは誰一人として居なかった。逆に呆れて笑ってしまう。

 

 

自分が高校生だったころウチの店には有能で親切で、男気に溢れるスタッフが沢山いた。今じゃその殆どが辞めてしまい皆んな独立した。偉大な先輩たちが口を揃えて言うのはアイツには社員を想う気持ちがない。さらに仕事がテキトーで毎回尻拭いしやなあかんの疲れる。といった感じだ。今まで何回かそれを感じてきたでも今日はダブルパンチだった。一生の一度の結婚式の為ならと思って飛ばしたあの時間も、もしかしたら車が燃えるかもしれないというリスクも全て無駄だった気がした。

 

 

今いつも昼ごはんを食べに行く店にくる途中たこ焼きやの前に大量のゴミがあるのをみて、何だろ?と覗くとその店が潰れていた。大量のビールジョッキがあって何個かパクろかなと思ったがすぐ辞めた。

 

ピラフだけにしようと思ったがツイツイ、明太パスタも頼んでしてしまった。これがパドロフの犬状態かと思って今から食べる。