issue-37

部屋に戻ると千鶴さんは頭痛い〜と言っていた。あの人の喋りかたはいつもスローテンポでこっちのペースが乱される。最後にシャワーを浴びるとしゅうすけさんはハンドタオルで拭いていて2枚あるバスタオルのうち1つを自分に使っていいよ!と言ってくれた。言われる前にバスタオルが1つ残ってあったのを見て懐の深さというか、気遣いできる器のデカさを感じた。

 

 

コーヒーを入れて2人に渡すと千鶴さんは上手いと言ってくれたがしゅうすけさんは"自分何飲んでも変わらないっす"と言って飲んだあと、"コーヒーです"と言っていた。

 

それから、りこの甥っ子や姪っ子とビデオ通話をしながら3人でスーパードライを3人でちまちま呑み色んなことを話して眠りについた。

 

千鶴さんが初めに寝始め、それから8秒後にしゅうすけさんの爆音イビキが流れ始めた。半年ぶりに聞くあのイビキは健在そのものだった。

 

結局あまり眠れずに次の日が始まった。

 

 

To be continued