issue-122

リコの部屋で久しぶりに泊まったが中々寝れなかった。途中リコはいびきをかいていて、ケータイで撮ってやろうと思いケータイを握っていたが気づけば寝ていた。最後に時間を確認した時は4:30くらいで今はAM10だ。

 

今日は何か壮大なストーリーの夢を見た。それを忘れないうちに書きたくて目覚めてすぐションベンをした後、タバコを吸いながらこれを書いている。

 


近大の入学式をした場所と同じサイズくらいの真っ暗な教室で、前に映し出されたスクリーンの灯りだけが頼りだった。

ヤマダフサミ(聖心の体育教師)に似た女教師は"テストの間もちろんケータイは使ってはいけない、今からケータイはこのBOXに回収する"と言った。

 

どうやらイタリアン料理の講義を受けているらしく、いきなり本テストが始まる。と言った感じだった。

 

"新しいイタリアン料理を発案して作り、レシピを紙にかけ"それがテストの内容でチームで答えるテストっぽかった。

 

それを告げられた時後ろの列の女の子はワンワン泣いていた。隣の女の子が背中をさすっている。女教師が近寄ってきて"あんたが泣かせたのか"と聞いてきたが、泣かせたのは後ろの列にいた兄さんとアオピだ。おれは必死にそのことを伝えた。兄さんとアオピは泣いてる子を指差して爆笑していた。

 

何故かおれのチームはアオピとリコだった。兄さんは居なくなっていた。このテストはめっちゃ大事でこの単位を取れればもう卒業できるといった感じだった。

 

リコがいきなり"おせちハンバーグはイタリアン"と言いだして、ハンバーグの中におせちを取り入れようと発案してきた。アオピは"流石リコやん!それしか合格点取れんのないで!"とベタ褒めしていた。

 

その横でおれはハンバーグってイタリアンなんか?とずっと考え、引き目で二人を眺めていた。リコは手際がよく、ハンバーグをこねる際に何故かヒジキを入れていた。どうやらそれが"おせちハンバーグ"らしい。

 

その料理が完成した時くらいに女教師がこっちにきて、"あなた達合格よ"と言われおれだけ連れて行かれた。

 

 


国会議事堂みたいな会議場で女王みたいな人が"ジョン・オコナー、ever、あなたを失った悲しみは忘れない"とスピーチをした。

 

 

ガンダムのドックみたいな暗くて広いガレージで荷物の点検を行なっていた。どうやらおれは宇宙軍に配属されたらしい。

 

何階も上の階から無重力の中を落ちて行き下の階にある何かの整備を行っていた。

 

 

重りの入った長靴のようなブーツが脱ぎ捨てられているフロアでおれは落ちるのを辞めた。

 

それは先輩であるバディの靴らしく見えた。その人が何か戸惑っている様子で、"どうしたんですか?"と聞くと"かなり面倒くさいこと起きたわ、繋いでた猿逃げてん。一緒に探してくれん?"と言われた。"いっすよー"と言っておれは下の階を探すことにした。

 

10階分ほどエレベーターのケーブルみたいなものにハーネスを付けてスルスルーと下に降りると散らかっている階があった。そこで立ち止まり、しゃがんだ状態で壁の端に背中をつけ、こっそり散らかっているところを見てみると物陰が動くのが見えた。息を殺し、そーっと見ているとハンドガンと同じサイズのレーザー銃を武器庫からパクり、武装化された猿がゾロゾロと列をなして銃からでる赤いレーザーポインターの光が縦横無尽に張り巡らされている状況だった。

 

その時にこの猿はディープブルーと同じで脳味噌がよくなっている実験された猿だということに気付いた。

 

おれは猛スピードで逃げた。しばらくして先輩の断末魔が聞こえた。

 

 

ダッシュで逃げ、扉を開けるとアルルみたいなところに繋がっていて、上の階に兵士がいたので、手で敵がいるという2回手を下ろす合図をしたら大勢の兵士がドックのほうに向かった。

 

おれはひたすら逃げた。

 

スピーチが行われた。ボスみたいな女の人が

ジョンオコナーを失った悲しみは忘れられないと言った。ジョンはおれのバディである先輩だった。そしてジョンオコナーはおれの夢に出てきたのは一度ではなかったと感じる。

 

その話を白髪でオールバックをしたダンディなおじさんとトイレでションベンをしながら話した。

 

ジョンってどういう伝説があったんですかと聞くとニヤリと笑った。

おれはそのシーンでションベンが止まらなくてホースから出てくる水のように出ていた。リアルでションベンが漏れそうになり急いでトイレに行こうとすると、リコの足がお腹の上に乗っていて圧迫されていたからだった。

 

結局その上司に大事なことを聞きそびれた。

 

 

この夢のシリーズはずっと続いていた気がする。

 

 

おれは夢の中でバディを失った。

 

ジョンオコナーに捧げる。

 

 

アーメンピース