issue-174

盆はリコママパパと高知のヒラメ市場みたいな感じの市場に行った。リコパパ、リコママがイカツイ白のBMW2台でこっちまで迎えに来てくれておれはダディ、リコはマミーの車に乗って高知まで行った。リコのお父さんはフランクで居心地が良い。こんなに彼女の家族と遊んでる人間はあんま知らんなってくらい最近は遊んでもらっている。宅飲みしたり、手料理を振る舞ってもらったり、魚釣行って全然釣れんくて食える貝教えてもらって山盛りとって茹でて食べて、コレは塩かワサビ醤油だなとか言って過ごす時間が良い。"彼女のお父さん"って感じよりは心の師って感じかな。莉子のお父さんにペペロンチーノを振る舞ってもらったおかげでおれは旨いペペロンチーノと自慢できるチャーハンがつくれるようになった。

 

高知はあんまイメージがない土地で小学時代に塾の遠足?みたいなやつで行ったぶりだった。それよりちーちゃい時にはアンパンマンミュージアムによく行っていた。こっちから高知までは2時間くらいでその間はずーっとキンちゃん(リコパパ)と語っていた。幼い頃のリコの話とか家族の話とか聞いたり、焼肉の話とかたわいもない感じでゆったり進んだ。何年か前の誕生日にリコら姉妹に貰ったというメッセージが箱に書いてあるアメスピイエローを一本だけ吸ってまだ取ってあると言って見せてもらった時にリコがいう"お父さんかわいが〜"っていう意味がもっと分かった気がした。一本ずつフィルターにもマジックペンで一語ずつメッセージが書かれていてガンバレ!のンだけ吸ったからガバレになっちょうでと言っていたのが印象的だ。

 

あ、ひろめ市場や。思い出した。市場につくとマスクをして下さいねと言われた。マスクをして席を取って好きなもんを買いに行くって感じのフードコートスタイルでおれはカツオのタタキとうなぎと餃子、瓶ビール、鯛めし、手羽先を食べた。一位はカツオのタタキの塩でその次は餃子×ビール×白飯。食い終わるとせっかくなのでどっか行こうかという事になって、鍾乳洞に半時間ほどかけて行った。

 

鍾乳洞の入り口は軽井沢の夜くらい涼しくて感動した。最近冒険してなかったので久しぶりに心が踊った。めっちゃ幅が狭かったり、岩でしゃがんでじゃないと進めないようなとこもあって面白かった。鍾乳洞を出たらまたじめ〜って感じのアッツイ空気が肌に触れてきて、うざかった。帰り際にリコはイチゴのかき氷、リコパパはソフトクリームを食べていた。

 

そこでリコママは鳥取に帰ってお父さんに鳴門まで送ってもらった。帰りの車ではすぐにリコは寝た。"リコはいっつも寝とる昔から"っていうお父さんのフレーズに"その割にはチビですね"と返したら結構ウケた。

 

それで鳴門についてさー、部屋に帰ってくつろごうと思うとリコが鍵がないとか言ってリコママの車に忘れてきちゃった!!って落ち込んでいた。でも、まー大丈夫でフロントにはウチの家族がいつでも来ても大丈夫な様にばーちゃんがスペアキーを預けている。それを使って部屋に入ることが出来た。次の日には鍵も届いて一件落着!!

 

長くなってきたのでこの辺でいったんブチで