issue-28

昨日はりこちゃんの誕生日だった。プレゼントをあげると喜んでいた!ほっと胸を撫で下ろした。

 

晩ごはんは一緒に梅田のdancing crabに行った。春デカルブに戻った時シュウスケサンに連れられ5人でそんな感じのところに行った。

 

シュウスケサンはここソーセージが上手いんだよね〜と言っていた。全ての料理が出揃って完食した後、まだ足りない〜と追加で頼んだカニをリコとジュンナがその殆どを食べ尽くしていた。あの時ベアーハンドでカニやエビをむしゃむしゃ食べている姿はまさしく恐竜のようだった。

 

昨日はおれのほうが野生児みたいだったようだ。りこちゃんはてるちゃんめっちゃ見られてるよと言っていた。dancing crabは全て手掴みで食べるスタイルでアメリカのとこにはあった手袋もそこには無かった。ノモトに似たクルーのお兄さんは素手で食べるの抵抗ありますよね〜と言っていたがシュンパで、いや全くないっすねと言って食べ始めたので何にも気にすることなくムシャムシャ食べた。まるでターザンになったかの様な気持ちで食べた。

 

しばらくすると、"親方"が席変わろう。と言ってきた。理由はバイトの女の人の足がめっちゃ露出している制服でそれをおれがガン見、またはチラ見していると思われたからだった。でも実際のところそんな所に脇目も振らずただ一心に、ガムシャラに辛いソースのかかった何たら貝やらエビやらカニを食べ、左手で飲み放題の気の抜けたビールを飲んだ。クラブケーキと呼ばれたカニクリームコロッケみたいなモノはとても不味かった。そしてドリタコスみたいなチップスは家に帰ってもゲップをしたら何度もその味が再登場した。

 

スタンダードコースでは食べ足りずそのあと追加オーダーで蟹を頼んだ。それもしっかり二人で平らげ、チェックを頼むとノモト似のお兄さんはカニの追加オーダーを忘れていたのでラッキーだった。実はこの時おれは含まれていないことに気づいていたが、ブラックフライデーの時、GAPで実際は¥15000のところを¥5000となっていたのを見て莉子と目を合わし、え?安くない?みたいなリアクションを取ると店員が気付いて直されたので今回は気づかないフリをした。dancing crabを出てルクアに行きブラブラした。

 

その後荷物を取りにリコ宅に戻りウチに一緒に帰った。部屋のベッドはりこの部屋のベッドより小さな気がした。