issue-214

久しぶり?に天一に行った。いつもは毎週土日のどっちかの昼に行っている。今日は木曜日の昼やし、めっちゃガランガランやろな〜と思っていたがいつもより多い。サラリーマンとガテン系の人が沢山いてカウンターは満席。おれは1人なのにデカいテーブル席に案内され居心地が悪かった。いつもはカウンターの左端なのに。。いつもと同じ場所じゃないだけで美味しさは半減した。もしくは忙しかったから雑だったのかもしれない。まぁそういうことはある。お好み焼き屋でバイトしてたときも忙しいとテキトーに生地を混ぜたりしたし、味付けもテキトーだった。今になって悪いことをしたなと思う。

 

アオピが店にやって来た。最近はよくschottのライダースを着ている。スタジオにライダースはロックの象徴であり、かなり場にマッチしていてカッコいい。"どんな感じ?"と聞くと、"もう一年大学行くわ"と言って笑っていた。どうやら落とすつもりのなかった授業を落としたらしい。まぁ、そんな時もある。

 

 

最近、心は穏やかで余裕がある。一方で身体に余裕はない。全力疾走は当分してないし、汗もかいてない。身体はストレスを溜めて徐々にグレ始めている。そろそろ向き合う必要がある。心が穏やかになった理由に、確信的な言葉がある。"短気は損気"これをヒロくんから受け取った。ヒロくんはおじいちゃんから受け取った。お爺ちゃんから直接受け取ったものは限られてるけど、お父さんを通しても受け取ったものがある。結婚させて欲しいと言いに徳島に行った時、お父さんは"まぁ、飲むか"と言って最後まで結婚を認めて下さい。というフレーズは出せなかった。それはお父さんがお爺ちゃんに受けたものだということを後で知った。

 

それをおれはお父さんやヒロくん達から受け継いで行くのだと思うと、感慨深くて、すっと心に入るというか。なんというか。今、自分が聞く音楽はずっと昔の曲で、それを書いた人はもう存在してなくて。でも、その意思やノウハウ、アイデンティティは各時代に受け継がれている。そんな感じだろうか。

 

 

アオピが引越しするかもしれないと言っていて最近よくホームタウンについて考える。それと同時に生活に根ざした〇〇を考える。故郷について想う。奈良。これは紛れもなく故郷である。でも、鳴門も故郷の一つと言えるし、米子もそうなってくる。一つだけ言えることがあるとすれば、おれのじーちゃんが生きてる間は奈良にいる。けど、その先のことは何一つとして見えない。固執する意味が自分の中で無くなるのに等しいからである。

 

結局はその時にならんと分からんことばっかりで、核的な部分以外は自由自在に変えていけば良いはずだ。

 

あんまり締まりはないけど、こんな感じで終わる。