issue-218

現在は婆婆孝行中でアウトレットにいる。一昨日、リコと爺婆と寿司を食いに行った。その時にリコが、婆がくたばりそうだから、どこかへ連れて行ってあげてと言ってくれたのでアウトレットに行くことにした。顔はいつもより疲れていそうだったけど、そこまで何も心配もしていなかった。

 

でも、車の中で話をするにつれ、婆婆が本当にストレスフルな状況にあるということを理解した。リコの連れて行ってあげてという一言が無かったら今日行くことは無かった。リコに感謝だ。

 

婆婆は車の中で、"私のほうが爺爺より早く逝くと思う。"と言っていた。爺爺は弱り始めているが婆婆はピンとしているので案外意外だった。でも、そうなのかも知れない。

 

よくばーちゃん家に行く。でも、じーちゃんだけの日はおれはすぐに帰る。ばーちゃんの存在は大きい。一つワンクッション挟めるからこそおれはよくばーちゃん家に行くことが出来る。あとどんだけの時間を元気で過ごせるか分からない二人に出来るだけ多くの恩返しをしていきたいと強く思う。

 

 

アウトレットでかかっている音楽はあっちのアウトレットとほぼ同じで僅かやけど同じ空気感を感じることが出来る。そして思い出す。秀輔さん達とアウトレットに行ったことを。あのふとした日常の延長線上だった記憶が今となっては良きメモリーとして存在していることが嬉しい。