issue-224

今は入院中。やっと出産に近づいた。

リコの場合、破水から始まる出産だ。昨日便秘プラス前駆陣痛でお腹が痛くて病院に電話したら、ちょっときてみてってことで病院に行って、子宮口グリグリ。案の定家に帰らされた。でも今日の朝、破水して入院することになった。予定日は5月16日。妊娠中期から切迫気味で安静にする日々が続いてた。予定日より早く生まれることは分かってた。だけど、本当は4月後半には出てくると思っとったけん、てるちゃんとここ1.2週間まだかなー？赤ちゃんまだ産まれんかなー？って言う日々を繰り返してた。今日リコが病院に着いたときは出産ピークだったらしく先生も手術着でリコを診察した。陣痛がないけん、普通に他の妊婦さんと同じ椅子に座ってた。さっき陣痛促進するため卵膜剥離、別名内診グリグリされた。中には陣痛より痛いってゆう人がいるほど痛いらしい。たしかにウーって言ってしまうほど痛かった。２回もして出血もある。今は5.6分間隔の陣痛がある。痛みはそんなになくて、いよいよだなーって構える反面、ジェットコースターから降りる寸前みたいな気分だ。

妊娠して10ヶ月。長いようで短かった。学生だったリコたちは嬉しい反面、不安と涙と心配とって感じでスタートした。つわりは本当に辛かった。今思い返してももう嫌だってなるほど。生理なんて比べ物じゃない。でもつわりが終わってご飯がたくさん食べれるようになって13キロ増えた。このたった4ヶ月くらいでね。そのおかげで臨月になった途端、妊娠線もたくさんできた。リコは初めショックでショックでつらかった。だってまだ若いしさ、お腹出したり綺麗でおりたいけんさ。日に日に色んなところが妊婦らしくなっていって、まだ若いリコにとっては美貌が消えていく気がして嫌だった。でもてるちゃんはいつも　いいやん！美しい！神秘的や！って言ってくれた。それが少し支えだった。ネイルも髪染めるのも美顔器とかやりたいことできんから美容が好きなリコにとっては自分を見るのがストレスな日々もあった。毎日なにかしら身体に変化があって、精神的には落ち着いていても、身体的にストレスはあった。今も変な蕁麻疹がずっとある。妊娠するということは色んなことが本当に変わる。それだけは本当に分かった。

今はどんな気持ちだろう。ん〜、本当にもうすぐ会えるんだって思うし、ほんとにリコは母親になることを選んだんだって思う。てるちゃんはどんな気持ちだろう。コロナで面会ダメだから、自宅待機なてるちゃんはきっとソワソワしてる。何か動いてないと気になって仕方ないだろう。2021年5月3日21歳の私は今までの自分の選択に後悔は１つもありません。ベビと2人で協力プレーで、出産乗り越えます。

あ。だんだん痛くなってきたよ〜